「 いつも周りの意見に流させる 」
「 新しいことを始めたいけどすぐやめちゃう 」
「 自分についてもっと知りたい 」
こんな悩みを抱えているなら、「ブチ抜く力」がおすすめ。
本記事を参考にすると、「 ブチ抜く力 」の要点がわかり、ブチ抜くための考え方を身につけることができます。
今回は、「 ブチ抜く力 」を読んで、ためになった3つを紹介します。
目次
「ブチ抜く力」の概要
「 ブチ抜く力 」の著者、与沢 翼さんは、2011年にたった一人で手持ち10万円の資産からネットビジネス界に参入。
わずか半年で7億円を稼ぎ出し、「 秒速1億円の男 」として一躍注目を浴びました。
本書では、与沢 翼さんが実践した『 35のルール 』を6つの章に分けて紹介しています。
- 1章 基本の法則(考え方)
- 2章 ビジネスの法則
- 3章 投資の法則
- 4章 健康の法則
- 5章 情報収集の法則
- 6章 未来予想の法則
「ブチ抜く力」の感想
これから新しいことを始めたいと思っているなら、絶対に読むべき。
なぜなら、効率よく継続するための考え方を身につけることができるからです。
「 ブチ抜く力 」に書かれたノウハウを実践し、ぼくはブログを9ヶ月間、継続することができました。
なので、挫折したくないって方には、ぜひおすすめしたい一冊。
ただ、3〜4章の投資と健康に関しては、ぼく自身が知りたい情報ではなかったので、あまり参考になりませんでした。
与沢 翼さんの考えを知りたいだけなら、1〜2・5〜6章だけで十分かなと思います。
「ブチ抜く力」を徹底レビュー
- 他人の意見を鵜呑みにしない
- 一人でいることがビジネス成功のカギになる
- 新しいことを始めるときは「 一石二鳥 」以上を狙う
順番に解説していきますね!
他人の意見を鵜呑みにしない
つまり、自分で選ぶということに意味があること。
その人にとっては成功でも、あなたにとって正しいとは限らないから。
たとえば、Aさんが会社で働くより自分で稼いだほうがいいよ!だから脱サラしようぜ!と言ってきたとします。
あなたは、Aさんの意見を鵜呑みにして流させるように会社を辞め、脱サラ。しかし、「あれ?なんか思ってたのとちがうじゃん」となっては遅いですよね。
この場合、Aさんの意見を鵜呑みにするのではなく、あなた自身が自分で稼ぎたいのか?脱サラしたいのかを考え、選ぶべきだったんです。
ただ、ひとつの意見として素直に聞いておくことは大事かと。
ぼくも、「やりたいことないし、地元の大きい会社に入っとけば安泰だろ?」と世間の価値観に流され、工場に入社したことを後悔しています。
なので、他人の意見を鵜呑みにせず、自分が選んだと言うことに意味があります。
このフレーズを普段から意識していたので、周りがどんな意見を持っていたとしても
「 自分だったらどう思うだろう? 」とまず自分がどう感じるかを考えるクセがつきました。
そうすることで、周りに流されないで自分の軸をもつという考え方を得ることができたんです。
1人でいることがビジネス成功のカギ
つまり、自分と向き合う時間を持つということ。
なぜなら、周りに他人がいると、その人たちの価値観に流されて自分の軸を見失うから。また、他人に依存し、自分の頭で考えられなくなる。
たとえば、友達複数人と旅行に行くとします。
友達が率先して計画を立ててくれたらあなたは楽でしょう。
しかし、計画の立て方や段取りなどをスムーズに行うスキルは一生身につきません。
そこで、一人旅をします。
すると、他人任せにすることができないので、自然とプランを立てる力も身につきます。
ですので、1人の時間を作ることが、他人に依存せず、自分の頭で考え、行動する力になるのです。
ぼくも、一人旅をしたことがあります。
旅先の人と関わり、自分と向き合うことで自分は人と話すことが好きじゃないと思っていたんです。
ですが、一人旅を通してわりと人と話すことが好きなんだなと新しい発見ができました。
このように、自分の時間を作ることで、新しいアイデアが出てきたり、自分について新たに知ることができるんです。
新しいことを始める時は「一石二鳥」以上をねらう
つまり、複数のやる意味、メリットがあるかを考えるということ。
なぜなら、人はメリットが多ければ多いほど動き、モチベーションが上がり、挫折を防げるから。
たとえば、副業としてブログを始めたとします。
やる目的は収入源を増やしたいから。
しかし、これではたとえ始めてもやるメリットが少なく、すぐに諦めてしまいます。
ですので、以下のようにします。
- 収入が増える
- 文章力が上がる
- SEOの知識が増える
- マーケティング感覚が身につく
- あなたの書いた文章を読んだ読者から感謝される
このように、メリットを2つ以上あげることで、挫折を防ぐことができます。
ぼくは、ブログを始めて9ヶ月が経ちます。
100記事以上書いて収益はゼロですが、まだ続けられています。
それはぼくにとってのブログを続ける意味やメリットがあるからです。
ですので、何か新しいことを始めようと考えているのなら、あなたにとってどんなメリットがあるかを考えてみてください。
「 ブチ抜く力 」を読んでグッときたポイント
「 ブチ抜く力 」で、個人的に心に染みたポイントは以下の通り。
- 一つのことに全力を注ぐ
- 章の終わりに要点のまとめがある
- 失敗しない人はいない。失敗して当たり前
順番に解説していきます。
一つのことに全力を注ぐ
つまり、結果が出るまで他のことをやろうとしないということ。
なぜなら、途中で他のことを始めると、どれも中途半端で終わるのがオチだから。
例えば、副業をやろうとして、ブログとプログラミングを同時に始めたとします。
同時に始めたことで、それぞれに割ける時間が単純に半分になり、非常に効率が悪いです。
割ける時間が少ないわけですから、当然成長するスピードも遅くなり、成果が出ず挫折するのがオチ。
望ましいパターンとしては、ブログで収益を出してからプログラミングを始める(もしくは逆)のがベストでしょう。
ですので、新しいことを始めようと思ったら、まずは一つのことで成果を出し、それからまた別のことを始めることを意識してみてください。
(ちなみに、先ほどの具体例はぼくが経験した失敗談です。皆さんは気をつけてくださいね!)
章の終わりに要点のまとめがある
つまり、読書があまり得意でない人でも内容を理解しやすいということ。
本の内容とは関係ありませんが、個人的に親切で読みやすいなと感じました。
読書に時間をかけたくないのであれば、パパッと章の終わりだけ読む。
深く知りたいと思ったなら、具体例を読み込むパターンでいいと思います。
失敗しない人はいない。失敗して当たり前
要するに、失敗しても問題ないということ。
なぜなら、失敗から学ぶことが圧倒的に多いから。
例えば、あなたが仕事でミスをしてしまったとします。
ミスをしたことで、「 どうしたら改善できるんだろう? 」と考えますよね。
改善点を考え、行動していくことでだんだんミスをしなくなっていきます。
失敗に失敗を重ねると、「 前回はこれでミスをした。今回も似たような問題が起きそうだから注意して取り組もう! 」
と前回の失敗を活かし、ミスをしないための対策になります。
ですので、「 人間なんだから、失敗して当たり前じゃん 」と気楽に考えられるようになれば、自分を責めることもなくなります。
失敗してずっと落ち込むということも減ってくるでしょう。
ぼくはこのフレーズを知ってから、「 自分が失敗するのはポンコツだからじゃない!挑戦し、行動しているから失敗してるんだ! 」
と失敗したことに対して、前向きな考え方になれたんです。
「 ブチ抜く力 」の感想 まとめ
今回は、「 ブチ抜く力 」の感想をまとめました。
割とどんな人でも、読んで損はない一冊です。
1〜2章だけでも読んでみると、新しい気づきが見つかるはず。