「人生100年時代、これからどうやって働けばいいんだろう?」
「具体的に、これから何をするのがいいんだろう?」
こういった悩みを抱えているのなら、「 ワークシフト 」がおすすめ。
会社を辞めるべき?考えていた頃、ぼくはこの本に出会って会社を辞める勇気をもらいました。
本書の内容を実行する事で、変化の激しいこれからの時代をどう働いていけばいいかがわかります。
ぼくは、本書「 ワークシフト 」を読んで、自分がこれから何をするべきかが見えるようになったんです。
今回は、働き方の価値観を変えてくれた「 ワークシフト 」でためになったと思う3つを紹介します。
「ワークシフト」の概要
「 ワークシフト 」の著者、リンダ・グラットンは『 世界のトップビジネス思考家15人のひとり 』
著者による、「 人生100年時代、どこで、いつまで、どうやって働くのか 」
働き方革命の原点が書かれています。
本書では、未来を自ら選び取っていくために必要な『 3つのシフト 』
- ゼネラリスト → 連続スペシャリスト
- 孤独な競争 → 協力して起こすイノベーション
- 大量消費 → 情熱を傾けられる経験
が重要だと記されています。
「ワークシフト」の感想
連続スペシャリスト
つまり、ある程度その分野に精通したら、他の分野を勉強し専門性を身につけるということ。
なぜなら、終身雇用の崩壊により、会社がぼくたちを守ってくれない時代になったから。
例えば、あなたが毎日工場で、同じ作業を繰り返しているとします。
単純作業ですので、当然スキルは身につきません。
ぼくは以前、工場で5年間働いていたので、身をもってわかります。
このような状態で、5年〜10年と働き、40代になったある日、リストラされたとします。
なんのスキルも持っていないので、他に雇ってくれる会社はそう簡単に見つからないでしょう。
なぜなら、年を重ねるごとに伸び代よりも即戦力かどうかが求められるから。
工場でしか働いたことがないので、他の選択肢がありません。
ですので、似たような工場に入社しますが、また一から学び直しになってしまいます。
一からやりたいのであれば別ですが、大半の人はイヤでしょう。
なので、若いうちから複数のスキルを身につけ、他の分野でも通用する人材になっておく必要があるのです。
働きながらできること
要するに、副業です。
なぜなら、働きながら試すことで、「 失敗して後悔した... 」というリスクを減らせるから。
例えば、本業をやりつつ、ブログを始めてみるとしましょう。
そうすることで、本業が仮に倒産したとしても、ブログの収益があればとりあえずは生きていけます。
また、ブログでのノウハウを駆使し、ランサーズでWEBライターとしてライティングの案件をとったりと、方法はいくらでも出てきます。
なので、働きながら小さく動くことが重要ってことです。
会社に不満がある場合も有効
つまり、いつでも辞められるという、精神的余裕が生まれます。
なぜなら、ブログの収益化ができれば、会社を辞めたところで収入は途絶えず、暮らしていけるからです。
このように、絶えず他の分野の勉強をしていくことで、身の振り方が容易にできます。
ぼくも本業は整体師、副業でブログをやっています。
仮に、整体師として働けなくなったとしても、「 ブログやライティングでもやっていきたいから大丈夫! 」と精神的安定を担保できています。
よって、将来の不安はあまりなく、むしろワクワクしています。
同じ価値観の人の意見が役に立つとは限らない
つまり、色々なタイプの人の意見を知って、情報を得ようということ。
なぜなら、似た価値観ばかりだと、情報の質に偏りができてしまうから。
例えば、あなたが今の会社を辞め、整体師になりたいとします。
もちろん、脱サラをして給料も歩合制になるので、収入は不安定になるでしょう。
おそらく、家族や上司からは反対されるはず。
しかし、親や上司が反対してくるのは、会社での働き方しか知らない場合がほとんど。
つまり、似た価値観を持った人の意見で偏っているということ。
なので、ここですべきことは、会社員しか経験していない人の情報ではなく
- 経営者
- 現場の声
- YouTube
- セミナー
- ビジネス書
などで、個人で働いている人の考えや価値観を収集できます。
ですので、人の意見を聞き役立てたいのであれば、様々な価値観・立場の人の情報を知ることが大事になります。
ぼくも、工場をやめる前は親や上司に相談せず、経営者や現場の声を参考にしました。
いろんな考えを聞いたことで「 あっ!自分の選んだ道は間違いじゃないんだな! 」と会社を辞める勇気が出たんです。
ですので、身近な人の意見だけでなく、普段かかわらない立場の意見を参考にすると、視野は広がっていきます。
情熱を傾けられる経験
要するに、自分が没頭できる仕事を見つけるということ。
なぜなら、誰もがみんな同じ働き方を望んでいるわけではないから。
いい学校 → 有名な会社
以前であれば、このような流れが良いとされ、それが常識だった。
しかし、今は違います。
- 副業
- ノマド
- 海外移住
- 独立し起業
- フリーランス
働き方に多様性が求められる時代に変わってきました。
そんな中、
- 自分がどういった働き方をしたいか?
- どこで働きたいか?
- 誰と働きたいか?
あなた自身の価値観の軸を知る必要があります。
周りが会社員になるからといって、あなたが会社員に向いているとは限りません。
あなたがどういった働き方を実現したいか、それが重要になのです。
自分の価値観や強みを知る
手段の一つとして、「 ストレングスファインダー 」がおすすめ。
34ある資質の中から、あなたの上位5つの強みがわかります。
これを活用することで、あなたの働き方を見つける1つの指標となります。
ぼくも診断してみて、
「 情報を収集し、勉強や考えることが強み 」と出ました。
ですので、ほんで知識を得て、自分なりに考え発信するのが向いているんだなと、目安になったので、ぼくにはブログがあってるんだと思います。
あなたが情熱を傾けられる仕事を見つけるために、ぜひ活用してみてください。
「ワークシフト」の感想 まとめ
今回は、「 ワークシフト 」の感想をまとめました。
会社員から個人で働く道に行こうか、迷っていたぼくの背中を押してくれた、思い出深い一冊。
これからの働き方をどうしようか、考えているのならきっと役に立つはず。